「うッ・・・ひろとぉ・・怖い!怖すぎる!」

さっきから洋人の腕にがっちり。

そーゆう作戦とかじゃなくって・・・

・・・本当に怖くて(泣)

「怖がりすぎ。まだなんも出てきてないじゃん(笑)」

「わッ!!!!」

「き・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!」

いッ・・いまッ!のっぺらぼうがッ!

ダダダダダダダダダダダダダダッ!!!

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁぁ!

こないで!やめてッ!!!

「わぁ~~~~ッ!」

「きゃあああああああああああっ!!!」

次々おどかしてくるオバケ。

めっちゃ怖い!

死ぬ!

やだッ!まだ死にたくないーーッ!!!!!!!!!!!

って・・・

「ここっ・・・どこ・・・!?」

まって!ちょ!ウチ・・おばけこわすぎて

全力疾走してきちゃった・・・!?

ウチの・・・

馬鹿ぁ!!!!

「きゃあ~!!」

ビクッ!!!

どこかから聞こえてくる悲鳴が、よりいっそう怖くなる。

「・・だれかぁ・・来てよぉ・・・」

怖すぎて、どうしてもか細い声になってしまう。

本当・・だれか・・来て!

ガサッ・・

ッ!?何!?

いま・・足音っ・・

ポンッ!

「き・・きゃぁぁぁぁぁぁぁッ!」