「それ・・ってどーいう「おらッ!おまえら!戻れぃ!肝試しはじまんぞ」

ぶ・・部長!

どんだけタイミング悪いんですかッ!?

「んじゃ、行くか。本当に怪我ないか?」

きゅ~ん!

ちょとした(ちょっとしてねえか;)優しさに萌え・・ッ!

「うん♪大丈夫だよっ!ちょっとびっくりしたけどね」

「あぁ・・。マジ、アイツなんなんだよ」

『んとだよねー!超ウゼえ!』

っていえるわけ、ないよね・・・・。

「は・・・はは」

そうあいまいに答えるしかできなかった。



*            *

「おいッ!話聞け!」

「「「「「うぃ~す」」」」」

「ここからがスタート!そっからロープをてがかりに進んで、地蔵におまいりして、かえってこいよ!」

「「「「「キャーー!怖いッ!」」」」」

女子から悲鳴にも似た叫び声が・・・

美縷々(みるる)ちゃんなんか、今から半泣き。

とかいいながら・・・

・・・本当は怖いんだけどね(泣)

「じゃあ一組目からスタート!今からペア作っとけよ!」

「「「「「ほーい!」」」」」

どんどん順番が近づいてくるッ・・・・

「キャーーーーッ!!」

「うあ”ぁぁぁぁぁぁ!!」

・・・・ッう!

いろんな人の悲鳴が聞こえてくるッ・・・

怖いよぉ・・

「うぅ~ッ」

「わッ!!!!!!!!!!!」

「い・・・・きゃああああああ!!」

何ッ!?何ッ!?

「え!?ああ・・まじびびった。こっちのがびっくりすんだろ」

「えぇ・・?ッ!洋人ぉ~~~!ほ・・本当、怖かったぁ・・」

「そーいやお前、昔っからこーゆーの苦手だよな」

「しょ・・しょうがないじゃん!苦手なんだからぁッ!」

あー・・

ほんっとびっくりした・・

もう・・心臓にわるい・・

どうしよ。怖さが増してきちゃったよ・・

「次!菜崎と、稲葉!いってらっしゃぁ~い☆」

どきいいいいいいい!!

「うッ・・。やだよぉ・・・・」