これが本当の気持ちだもん。

ウソなんかついてな・・

グイッ!!!

「・・・・ッイ!!」

髪をおもいきり引っ張られた。

まじかよ。こんな力つよいわけっ・・?

壁にからだを押し付けられている。

しかも食堂の入り口からは死角。

まっずいなぁ・・

ここからじゃ見えねえ。

「いつまでも調子のんな!」

バッ!

士ちゃんは手を振りかぶった。

殴られるッ・・!!

そうギュッと目をとじた

バキッ!と・・・こ・・来ない?

「おい。何してんだよ」

この声・・

声を聞いただけで涙が出てくる。

「ひろ・・・と・・?」