「ひーろーとぉ!おーきてッ!夕飯だよッ!」

洋人の体をゆさゆさとゆすり起こす。

「・・・ったく、寝起き悪いんだからッ!」

昔っからだもんね・・・

さらに力をいれて体をゆする

「ひろッ「だーもう!うるせえなあ!・・て、華恋かよ!」

はぁ!?

自分で起こしてっていったくせにッ!

「自分で起こしてっていったんじゃん~!!」

「あー悪ィ、悪ィ。忘れてた(笑)」

忘れてたって・・・・

そんなところも

・・・好き(照)

もう!認めてからウチ、ベタ惚れじゃんッ!!!

ドキドキするなあ・・・ってもう!

また洋人の事かよッ!

自分で思ったくせに突っ込むっていうね・・・;

「おら行くぞ!」

「おきなかったくせして・・」

「あ”!?こんにゃろ何か行ったか!?」

「言ってませぇ~~~ん?」

唇をつきだして、目をそらす。

「こいつッ・・」

「きゃあ~!」

きゃっきゃきゃっきゃエレベーターの前で遊んでいると

「おいッ!彼女がいねえ人の前でいちゃついてんじゃねえよッ」

あ・・・ツナちゃん先輩

・・・って!

「「イチャついてませんーー!!」」

声がハモった。

・・そーゆー風に見えてたんだ

「///」

なんか言われてから恥ずかしくなった。

「・・・・。」

ツナちゃん先輩は

ジーーーーッとウチのほうを見て

耳元でささやいた。

『やっとキモチに素直になったな♪』

「・・・・・ッ!」

「・・。何話てんだよー。教えろよー」


「おっとぉ?ヤキモチかあ?」

「んなんじゃ無いっすよ!」

・・ヤキモチだったら

嬉しいな。

って!やっぱベタ惚れなんじゃん!ウチ。

肝試し・・

ペアは、洋人がいいな・・