「チーーーン!!」

あ、ちょうど階についた

ナイスタイミングッ!!!!

・・・・って、何ホッとしてんの!

ま、とりあえず!

「洋人っ!ついたよ!階」

「あっ・・ああ///」

洋人が照れてると(何に照れてるかはわかんないけど)

こっちまで恥ずかしくなっちゃうよ・・


「ピーッ」


キーでドアの鍵が開く。

「・・・すごっ・・」

「なにがだよッ!」

べしっと洋人につっこまれる

触られた頭がアツイ・・・

これってやっぱ好きって事なのかなぁ・・?

「おおおおーーー!広いッ!綺麗ぃ!」

めちゃくちゃ綺麗なんですけどッ!

もったいない・・


ドサドサと無造作に荷物を置く。

「んじゃ、華恋、夕飯んとき起こして。おやすみ」

え・・

ええええええええええええ~~~~~~!?

デリカシー無さすぎるッ!

こんにゃろ・・・

「ちょ・・洋人、さすがにっ・・って寝てる!?」

早い・・

昔からはやかったな・・

「スー・・スー・・・」

寝息をたててキモチよさそうにねているその顔が

・・・・愛おしい。

・・・『愛おしい』!?

いま、そう思った!?

『自分の心に素直に』

・・・・そういうことだったんだ・・

もう、心にウソはつかない。
アイツにとってウチは、ただの幼馴染でも

ウチにとってのアイツは・・




・・・好きな人なんだ・・・。


そう認めた瞬間

急に洋人の顔にさそわれる

きゅん・・

やばっ。

理性ぶっとんだかも。

ドクン・・・・ドクン・・・

「チュ・・・」

そう優しく洋人の頬に

キスを落とした-------