穏やかな
 沈黙を壊して


 あなたに
 『好き』と伝えた


 『愛が溢れてんな』
 と笑ったあなたに


 照れて笑う私


 ふたりが好きな空、
 もう一度見上げた時、


 耳元で囁かれた言葉。


 締めつけられた胸、
 緩む頬と涙腺…


 悟られないように
 あなたの肩にもたれる



 『俺のが愛してる』



 また明日も
 一緒に空を見よう


 特別なことは
 何もいらない。


 あなたが隣にいる
 それだけで、


 『幸せ』になれるから。