『綺麗に咲き誇る花より
 踏まれても立ち上がる、雑草でありたい』


 そう言った私に
 当然のように
 あなたは言った


『雑草になるなら、
 俺はお前を支える土だ
 な』



 弱くて
 泣いてばかりの私は
 あなたを支えたくて

 そのために、
 強くなりたかった


 雑草のように
 何度も立ち上がり、


 ずっと


あなたを支えていたかった…



 ねぇ、
 私はあなたのこと
 少しでも支えられた?



 問い掛けても
 答えは 分からない



 分かることは、


 土がないと雑草でも

 頑張ることができない



  ただ、それだけ