「しょうがないなぁ、ほれ」



未来はあたしにグラスを差し出してくれた。



それからあたしは3、4杯お酒を飲んだ。



「ちょっとトイレ〜」



「梓大丈夫?」



「ん〜」



あたしはふらつきながらトイレに行った。



「ふぃ〜」



あたしがトイレから戻ろうとしたとき



「ねぇねぇ可愛いね、俺たちの部屋にこない?」


知らない男の人に囲まれてしまった。



無視無視



早くもどらないと…



「無視しないでよ」



あたしは腕をつかまれた。


「やっ」



あたしは無理やり部屋に連れていかれそうになった。