あたしは神谷 槙を屋上へと連れ出した。



「神谷君さ、あやのこと好きなの?」



「は?え?な、なんで?」


くくく、動揺してるよ。


「見てたらわかっちゃった」



「ち、違うよ!!」



「でも…顔、真っ赤だよ?」



「………」



意外と可愛い奴(笑)