それに気づいたのはつい最近のこと。



あれは……


今のような暇な授業中。


あたしは黙って授業を聞いていた。



すると…


ん?



神谷 槙は黒板ではなく
ある一点を見つめていた。



神谷 槙の目線をたどると、



同じクラスの永岡 あや。