俺はとりあえず梓を抱き抱えて陸に上がった。



梓、呼吸してねぇな…



俺は梓に人工呼吸する。



しばらくして…



「ごほっ」



梓は水を吐き出した。



「し…ん?」



よかった…



「お前…あんまり心配かけんなよ」



その時俺は梓を守るのは俺しかいないと思ってたんだ…。





―槙side終わり―