「サリー、今でもあの海に1人で行ったりしてるのか?」

「…たまにね」



「今だに、泣いたり笑ったり出来ないみたいだけど…」

「…そんな簡単に、忘れらんないから…」


「悪い。そうだよな…」




それからあたし達は、電車の時間になるまで 2人してキミの事を思い返していた。
何も話す訳でもなく、ただ キミの事を想い…