あたしは、シンジの車から歩いて帰り マンションの駐車場に着いた。


すると、既にタカシの車があった。


まだ、夕方の6時30分頃の筈なのに…


今日に限って、もぉ 帰って来てるなんて有り得ない。


部屋の階を見上げると、灯りがあった。


「はぁ~」


思わず、溜め息が漏れた。