あたしとタカシは、目的地も決めずに 車を走らせた。





車の中で、何を食べるかなかなか決まらず あたしは お腹が痛くなってきた。





「…決まんないし、もぉ要らない。お腹痛いし、帰って!」



少し、キレぎみに言ってしまった。