奏が助けてくれた!


「お嬢様は薫のせいで倒れたんだから静かにしろ」

薫のせいでを強調して笑顔で言った!?



なっ何だか怖い……。


「うっそんなに強調しなくていいし゛ゃん……お前もやっただろーが……」

今ボソッとすごい事いったような!?


するとアリスが


「お嬢、こんな奴らのことはほっといて早く、挨拶にいかないと」

「えっ?」

挨拶?何かあったけ?

「えっ?じゃない!!早く学園長に挨拶に行かないと、もう2時間も待たせているんだぞ!!」


あっ!!そーいえば、あたし挨拶していなかった!?


「大変!どっどうしよう…今からでも間に合うかな?」


2時間も待たせちゃうなんて!

もし、おじいちゃんに知られたら…

かっ考えるだけで怖いよ!!!


さっきまで睨み合っていた2人が


「お嬢様、その事ならご心配なく、先程私共が学園長にご報告致しました」

「だから、安心して下さいねお嬢さま。」