「あれっ?」
「あっ!お嬢さま、気がつきましたか!?」

ガバっ


鈴音が起きると近くにいた薫が抱きついた。

「きゃっ!!」

「僕、凄く心配したんですからね!」


と言いながら鈴音のほっぺと自分のを合わせてスリスリしてくる。


「おい!姫宮、お嬢にくっつきすぎだ!」


とアリスが薫の頭を掴んだ。

「わっ!なっ何するんだよ!!この暴力変態メイド!!」

「あぁ!!黙れ変態執事が!」


あぁ……スゴく睨み合ってるよ……


「おい、そこらへんにしとけ…お嬢様が困ってる」