「莉緒、私帰るね。...二度と私の前に現われないで。目障りよ。本当は今すぐここで殺してやりたいくらいだけど。あなたのために人生を台無しにしたらバカみたいでしょ。」



「...沙蘭。俺にはおまえしか居ないんだ。」



嘘を吐くの?


今までここで私以外の女を抱いてたじゃない。


「ふっ...可哀相な莉緒。寂しかったのね。...私にあなたは必要ないわ。」


莉緒の耳元でつぶやいた。