しばらくして
あたしは咲人と付き合い始めた



付き合い始めて1ヶ月がたとうとしていた頃

ご飯を食べながら咲人が突然いいだした



「あのさ・・・

俺の友達に誰か女の子紹介してあげたいんだけど

寧々の友達いない?」


「え??」


「会社の子とか・・・」


「うーん。。。だれかいるかなぁ。」

あたしは職場の子の顔を思い浮かべる




「大学の時の友達でさ
しばらく彼女いないんだ。

こないだ久しぶりに飲んでそんな話になったんだよね」




ふーん・・・

「聞いてみるね。」

「うん。頼むよ。」




次の日
会社の友達であるリカに声をかけてみた


「嫌ならいいんだけど会ってみる?」


あたしの言葉にリカは乗り気のようだ



「会う会う!楽しそうじゃん。
寧々の彼氏、かっこいいし期待できそうだよね。」


リカは、会社に迎えに来たことがある咲人に会ったことがある




さっそく咲人にメールで伝えると


あたしの心配をよそに
話はどんどん進んでいく





あぁ・・・

ちょっとめんどくさいな・・・



これがあたしの本音だった。