俺は春子と共に、ランチが美味しいと有名なレストランに向かった。


「いらっしゃいませ。何名様でございましょうか?」

「2人です。」

「ご案内します。」


まだお昼のため、レストランは人が少なかった。

一番奥の、花壇で少し囲まれた席に案内された。


「メニューはこちらになります。お呼びの時はこの鈴を鳴らしてください。それではごゆっくり。」


ウェイトレスが軽くお辞儀をするとともに、春子もぺこっと頭を下げた。




こういうとこ。
春子の魅力的なところは。誰にでも親切で、優しい。