【羽美】

ファミレスを出て学校に向かう。


もう何時間の遅刻だろう。

でもあたしには関係なかった。


学校なんてただ卒業するために出席日数をとりにいってるだけだし。



ホントは、死んでも行きたくない、あんな学校。


強い思いを押し込んで、ぎゅっと拳を握った。






こんな退屈な毎日を色をくれたのは京汰、あなただった。