公園には街頭があったが、ほとんどついていなかった。

少し暗めの公園。




ブランコに人影が見えた。
「うおっ!」
心底びびった。


少し歩み寄ると、女の子らしかった。




制服?
女子高生?
見かけない制服だな。



暗かったが、その女の子がとても綺麗だったことはわかった。



俺、こんなとこで女の子見つめてるなんて変態みたい…。


すぐに帰ろう。





で、でも…。
こんなとこに寝てたら風邪ひくだろうし…。
家の人心配してるだろうし…。



もう一度じっと女の子を見た。



顔に痣が見えた。


顔だけじゃない。
腕にも足にも。




なぜかほっとけない。
その子を女で見るとゆうよりも、自分が生徒をもった気分だった。



「おいっ。」