【京汰】

「ほんとここでいいの?」

「うん。会社すぐそこだから。」

ランチを済ませた後、ショッピングを楽しんだ。でも春子の仕事のため、別れの時間だ。


「次はいつ会える?」
春子が寂しそうに聞いてきた。

「春子が会いたい時に。」

「ふふっ。わかった。それじゃあ。」


春子は小走りで去って行った。




俺は軽く手を上げた。




春子とは逆の方向に歩き出す。


ちょっと疲れたな…。



近くに公園が見えた。




お、あそこで少し休もう。