「君もしかして冬夜の彼女?
あ、俺は夏樹ね」

夏樹さんの事は知ってるこの間可愛い彼女が出来たって噂だから。

「佐倉美羽です」

挨拶すると原田くんに手を引っ張られた。


「今日遊ぶの俺ん家でい?」

え…でもお母さんが…

「おい冬夜、俺の言ったこと聞いて無かったのか?」

「秋ニィも夏ニィも馬鹿」

原田くんは呆れた様な顔をした。


「佐倉も一緒に飯食べればいいじゃん」

「え…いいの?」

びっくりした。
原田くんがそんな事言うなんて思わなかった。