原田兄弟とは幼なじみ。
小さい時からよく遊んでた。

その中で同い年の夏樹くんとは一番仲が良い。


そしてあたしの初恋の人。


「あ、そだ。宿題見せて」

こうやって頼ってくれるのは凄く嬉しい。

宿題を渡すと隣に座って自分のに映し出した。


「愛、聞いてよ」

突然話しかけられてびっくりした。

「あんな秋斗がさ、一緒に登校してくんねーんだよ」

ふてくされる様に話す夏樹くん。

「秋斗さんは弥生さんと行きたいんだから仕方ないでしょ」