「あれー?可那ちゃんは??」
整った顔に角張ったメガネの小さい少女が誰にでもなく聞いた。
「打ち合わせ行ったよ。」
「そうなんだ?それで、そのバッグは片桐さんの?」
「そ。『仕事』だって。」
「ふーん。あ、アールグレイも綺麗にとれたんでしょ?あとさ、血も試してみたいな。」
「ああ、ルミノール反応まで調べたいわね。」
美月とメガネの少女が同時に萌乃を見る。
「ちょ、ちょっと待ってよ!何でこっち見てるわけ!?血とか無理だかんね!?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…