翌日。 放課後を迎えると、私は明衣や翔琉くんと一緒に学校を出て、思い出の公園へとやってきた。 「わぁ…、あの頃と変わってないな…。」 公園に入った途端、翔琉くんから懐かしむ声が零れた。 キラキラとした瞳。 ほころぶ笑顔。 まるで、この公園で遊んでいた頃に戻ったかのような無邪気な表情に見えた。 「やっぱり、3人で来ると…かなり懐かしさ感じちゃうなぁ…。」 笑顔で公園を見回す明衣に、私もコクコクと頷いた。 ほんと…懐かしい。 こうして3人で来ると…あの頃に戻ったような気がしちゃうな…。