君をいじめたくなるのは君の焦る姿がとても愛しいから・・・










どうしてもいじめたくなるんだ・・・










君は誰にも渡さないから・・・









だって君は僕にとって最高の彼女だから・・・












「ばぁーか。だからお前は浮気されるんだよ!」





「えーうちのせい!?あっちが悪いんじゃーん!」




「あっちの気持ちも考えろ!」




「ぶぅーーー。はぁーい・・・考えまーす・・・」




「分かればよし!」




「海斗さぁー私とこんな話していいのー?彼女に誤解されるんじゃ!?」




「大丈夫だよ・・・っさ屋上に行こう。」





いつもこうやって彼女に他の女とらぶらぶしているところを見せる
だってそれを見て悲しがる姿がとても好きだから





「海斗ってばSの中のSだよねー・・・




まぁそれが良いんだけど☆じゃあまた相談聞いてね♡」




「はいはい」




嬉しそうに走っていく女




あいつ完全に俺の事がきになってるな・・・




最近おれに興味がある奴が多くなってきた




昼休みには自分の机に手作り弁当が置いてあったり・・・




ホントに迷惑だ・・・・









廊下をあるけば意味もなく名前を呼ばれたり




声をかけたら無駄に大きな声を出すし




はっきり言って




うざい・・・・




っでも皆から見て俺は誰にでも優しい奴だと思われている




「はぁ・・・いい加減こんなキャラ辞めようかな・・・」





螺那だけが俺の本性を知っている




バタバタバタ・・・・・



バンっ!!!!!



「かーいとーーーー!!!」




「螺那!?授業は!?」




「もう終わったよー♡海斗に逢いたくて急いできちゃったー!!」




考え事ばかりしていてチャイムの音が聞こえなかった・・・





「ねー海斗、今日も一緒に帰ってくれる?」




「当たり前だろ」




「えへへー☆嬉しいなー!」




にやけながら俺に抱きつく




「はぁ・・・・」




こいつは天然だ・・・




じゃないとこんな事はできない












この抱きついてくる
このしぐさもやばいんだよなー。





「はい、終わり。もうチャイムが鳴るよ・・・」




「もーちょっとー………」




そういってぎゅっと力いっっぱい俺に抱きついてくる




「だーめ。俺が怒られるだろー」





 俺が頭を押さえると、





「うーー!!!!……他の子の時は授業なんか出ないじゃん!」





「それは大事な話とかだからだよ」





「じゃあ海斗は私の事大事じゃあないの!?」




少し涙目になりながら俺に怒ってくる






「そんな事ないじゃん・・・君は俺にとって大切な彼女だよ。」




ほら、っと手を差し伸べて螺那を立たせる。

















「あっ・・・・ありがと・・・/////」




「どーいたしまして。ほら、授業おくれるよ。」




「うっうん・・・。」





「帰りは校門で待ってるから」




!!!「はぁーい♡じゃあ授業がんばってきまーす!!/////」




ばいばいと手をふって階段を下りていく





ホントはまだ一緒にいて話したかった・・・・




そう思う自分に我慢、我慢と言いつける





「さぁーて、授業が終わるまでなにしよっかなぁー?」




タイルにねっ転がり空を見つめる




「・・・・・・郁斗でも呼ぶか」




片手でズボンのポケットに手を突っ込み携帯を探す




「あった・・・・えっと郁斗いくと・・・っと」




「俺がどうした・☆」




「おゎっ!;;」




「にひひー☆郁斗ちんとーじょー☆!」




手をパーにしてこ俺をからかう郁斗





「お前いつからいたんだよ」




「んーー海斗がここに来る前からー☆」




「ってことはさっきの話きいていたのか!?」





「それは残念ながら聞けなかったんだ」




「はぁ。良かった」




「って言ったら海斗は安心するだろうな☆」




「はぁ!?」




「んふふー☆実は俺 全部聞いてたんだよねー!」




「っ!!!!!///////」





























































「螺那チャンってホントに可愛いねー☆



俺 惚れそうになったよ☆」





頭の後ろで腕を組みながら俺に近ずいてくる




「あぁ!?」




「なんて嘘だよー☆;;;」




「だよなー、本気で言ってたなら俺はお前を殺しているところだった」




「あははー。そんな怖い事いうなよー☆;;」




「別に。本当の事をいったまでだけど?」




「なっはははっは!;;;



さぁーて俺はそろそろ帰ろうかなぁー」




「なんだ?もう帰るのか?」




「あぁ。今日はなんかだりーんだよ」




「ふーん」





「じゃあな☆」




「おう、気をつけろよ」




「あぁ・・・」




右の手を挙げて屋上から出ていく




ずいぶんかっこつけて行ったな・・・・




『こらぁぁぁぁ!!郁斗ーー!!お前はなんで帰ってるんだー!!』





「うわっやべー!!助けてー!海斗ー!!」




「ぷっはは・・・



頑張れ―!郁斗ーーーーー!!!」




「海斗ー!助けてくれよー!!」




『こらー!海斗ー!お前もなにしてるんだー!!』




「うわっやべ;;ばれた!」




「ぐへへーー!ざまーみやがれ海斗!お前も説教に




道ずれだぁぁぁぁァぁぁ!!!!」





「お前 後で殺す!!」




『こらー待てーーー!!』











何分ぐらい走ったか・・・・




もう俺の体力は限界だ




「おい郁斗もうおとなしくつかまろうぜ」




「はぁ!?何言ってんだよ!つかまったら1時間も




説教だぜ!?」




「別にいいじゃねーか!」




「俺はいやだーーーーー!!!!」




郁斗は元陸上部だから走るのが早い




それにたいして俺は今までなにもしたことがないから




体力が少ない




『こらー!まてー!!!!』




「おい、海斗いそげ!」




「わかってるよ!!」




郁斗の後ろについて行く




「もうすぐ俺ん家だ!!」




「やっとかよ・・」



「文句いうな!入れてやらないぞ!」




「はいはい、すいませんでしたー」




「やばっ!急げ!!」









やきもち焼きな君

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