だけどトムは私を…
レイチェルの顔をした私を
どう思うだろう…
「ただいまエリシャ」
「お帰りなさいジャック
早かったのね」
「丘を降りた所に市場が出てたから
早かったんだよ」
「そうじゃあ作るわね林檎渡して?」
「わたしも作ろうか?」
と言うジャックは
心配と言うより、からかっているように見えた
だって口元が笑ってる
「私1人でも作れます!
ジャックは後で紅茶を淹れて!」
「はっはっ!すまないエリシャ
分かったよわたしは作らない
……それにしても
よく笑うようになりましたね…」
「え…ほんと?
……だって毎日が幸せだから」
「…わたしもです」
やっぱり大好き…ジャックの笑顔