「…まるで私が
生まれてくることを
知っていたみたいね…」
ピースを持っていた手に力が入る
「…私が生まれてきたのは
間違いじゃなかった…」
ジャックの方を見る
ジャックはフッと
優しい笑顔になった
「ホントに取り返しの
つかないことをしたわたしを…許してくれるのか?」
「許す許さないの問題じゃないわ…
この奇跡が言っているのよ間違いじゃないって…
私自身もこんなに
嬉しいことはないの…
私が存在する価値って
何だろうって…
どうしてジャックは私を
造ったの?…
私はジャックが好きよ
だけどジャックは私ではなく
ずっとレイチェルを好きで
…いいえ…ずっと
愛し続けるだろうって」