「きゃっ、」 ドササッ! いきなり身体がなにかにぶつかり、その場に転んでしまった。 「…っう」 元々、ケガをしていたせいか凄まじい痛みが身体を襲う。 その痛みに耐えていると頭上から声が聞こえた。 「おい、大丈夫かよ?」 “ 大丈夫か? ” ぶっきらぼうで何処かトゲがあったけど… “君の声に身体が痺れた”