『どぅやって作るの??』

「おぉ~♪ やっと遊ぶ気になった??」


私は先生のように、晶に作り方を教えた。

少ししてから、背後でよく知る声がした。


「晶ぁ~」

『母さん』


晶が立ち上がり、振り向いた。晶のお母さんは私の存在に気づいて…。



「あらっ銘子ちゃん。中でお茶でもどぅ??」


晶のお母さん。とても、優しくて自分家のお母さんより美人。


誘われるまま私は、武家屋敷に入った。