「さあ、そろそろ、お楽しみの時間だ」












マンションの前で言い争いをしている二人を影から見ていた人物がいたなんて、






誰も気が付かなかった。








「美羽……、お前は俺のゲームの駒だ。俺の思い通りに動いてくれればそれでいい」





翔太は新規メールを作成した。




相手は美羽ではない。