職員室に行けば和真が待っていた。


「この書類に間違いが無いか目を通してほしいんだ」


そういってたくさんの書類を手渡された。



げ……、




仕方なくぼちぼちと書類を見ていたら、なかなか終わらなくて、おわったのは六時をすぎた頃だった。



「おつかれさん。気をつけてかえれよ」


「はあーい」




美羽は学校を出た。