「あ!はるちゃんとななちゃんだあ♪おはよう♪今日も遅刻ー?」
中高一貫校の学校に通ってるあたしと遥。
高校1年生に2ヶ月前になったばかり。
そして話しかけてきた子は中等部の制服を着ていた。
可愛らしい顔をしてるがズボンを履いている。
男にしとくのが勿体ない。が、
「みぃくんっ!そう!遅刻!最悪だよ~~~っ!!」
「あははっ、そっか、じゃあ明日は気をつけなきゃね?」
「うん!!」
時にはとても男らしくカッコいいのだ。
俗で言うカッコ可愛い男の子で、中性的っていうのかな・・・?
優しいけど、悪戯っ子だ。
そんな彼の名前は永崎 実智香(ながさき みちか)、
本人は女みたいな名前だと言われると嫌がるけど、名前は気に入ってるらしい。
あたしと遥の幼馴染。昔からあたし達3人ともう1人で居るんだ。
「実智香、それ昨日も言ったぞ?」
「あははっ、気にしないでよ。」
「実智香・・・・、髪跳ねてんぞ?」
「あぁ、寝癖。」
直す気がないらしい彼は少々めんどくさがりだ。