きぃ以外の何かを愛しいと
感じるなんて考えたことも無かった。



それが今、こんなにも
愛しい気持ちに溢れている。



不思議。



ソルトといるとマイナスの
気持ちが吸い取られていくのがわかる。




もし、サンタクロース様が
きぃと私の今の状態を何とかしてくれなくても、サンタクロース様に感謝できる。
それ位ソルトの存在は大きくなっていて。


こんなに可愛いナイトがいるのに、私は泣いてなんかいられないんだ。


会えない理由を教えてくれなかったきぃ。

ただ泣くばかりの私。


もう会えないんじゃないかって不安。


もう、きぃの隣には居られないんじゃないかっていう、恐怖。


¨どうして¨¨なんで¨と
ソルトに聞いたって、
独り言を言ったって、
サンタクロース様を待ったって、神様に願ったって。



何にも変わらない。



前に進めない。


だって気がつけば明日はイヴ。

何か...しなきゃ。