ソルトのキラキラした瞳が
私を真っ直ぐ捕らえて
離さない。
ただ見られているだけなのに
目をそらせない。
ソルトが口をゆっくり
開いた。
「ソルトは小夜のクリスマスプレゼントだ。」
・・・。
・・・・・・は??
意味がわからない。
私は怪訝な顔を
ソルトにむけていたらしく
ソルトは至って真面目に
言ったことを主張してくる。
「本当に本当なんだぞっ。
何故そんな意味が分からないみたいな顔をするんだっ。
ソルトはちゃんとした
クリスマスプレゼントだぞっ。疑うなんて失礼なんだぞっ。」
一気に喋るソルト。
私は何から聞いたら
良いかわからずに
ただただソルトを
見続けた。
クリスマスプレゼント...て
どういうこと??
そしてやっぱりソルトは
蝋人形なの??
夢じゃ..ないんだ。