正確には
目があった気がする。


が正しい。



私は鞄から
目があったであろう
正体を出した。


綺麗なオッドアイから
目が離せない..
それに、
やっぱりじっと
見られている気がする...。



何だか不思議な気持ちに
なっていると、

マスターの言葉を
思い出した。



¨その子の名は、ソルト。¨




「ソルト...。」



気付けば
名前を呼んでいた。