でも
現実は..
なかなか言えない。



「ここのカフェで良い??」

いきなり声をかけられて
ぱっと顔をあげると、
いつも入る
アンティーク基調の
カフェが目の前にあって
きぃはそこを指さしていた。



「うん。ここ好き。」


「俺も-。」



そう言って中に入る。
中は時期が時期だから
クリスマス装飾が
してある。

いや、
外もリースと
小さなツリーが
飾ってあったから
入る前から
わかってたのだけど..。


中は更に凝ってて。