重い病気って……。 あたしは、手紙を最後まで読まずに陸の部屋に行った。 ――バタンッ あたしは勢いよくドアを開けた。 陸はまだソファーに座っていた。 そして、隣には……、 「忍…くん…?」 二人とも驚いている。 でも、あたしも驚いた。 三人とも沈黙……。 忍くんは帰ったはずなのに…。