俺は少しイライラしながら蘭を迎えに行った。 多分、あの公園を通るはず。 小さい頃によく遊んだあの公園。 俺は公園の入口で待つことにした。 時計を見ると6時半。 まだか? すると向こうから蘭らしき女の子が来た。 蘭は少し驚いているようだ。 「こ、こんにちは~。」 変な挨拶をする蘭。 どうしたんだ? こいつ。 なんか挙動不審だし……。 それにしても可愛い。