「何で、謝られないといけないの?!」

「俺、怖かったんだ。
だからお前からも、周りの奴らからも逃げた……。
何でなんだろうな、幼なじみって付き合っちゃだめなのかな??」

「別に!!」

「羽湖………!!」

私は我慢できず飛び出してしまった。

「別に、幼なじみだからって付き合っちゃダメってことはないと思うよ?
それに、私が入院してる時何時も夜巳は私の病院まで来て、蒼空の話を楽しそうにしてた……
でもね、去年の12月に私の所に泣きながら来たんだ。」

「………。」

「昨日何があったの??
って聞いたら全部話してくれたよ……」