~次の日~

ピピピ、ピピピ、ピピピピピピピ………
「うぅーーーー。。
眠い。ハアァーーー………」

私はベッドに座り、伸びをした。
「羽湖~!!
早くしなさーいっっ!!」

「はーい♪」

着替えてからリビングへ朝食を食べに下へ行った。

「お父さんにご挨拶した??」
「うんっ!!したよ☆」

「そう。
明飛(メイト)は??」

「明兄?
寝てるんじゃないの??」

ガチャ。
「あっ、明兄!!」
「おっ♪
羽湖、おはよ。
朝っぱらから元気だな(笑)
子供は元気が一番!!って言うもんな☆」

「…………。
もう子供じゃありませーん。」

「高2だからって、
まだまだガキだぞぉ~??」

明兄の方が、ガキっぽいんだけどな……。

「遅刻するといけないから行くねっ!
行って来ますお母さん、お父さん、兄さん!!」

「行ってらっしゃーい!?」

お父さんは2年前に誰かに殺されて亡くなっちゃったんだ。。。
とても優しい人で、お母さんとお父さんはいつもラブラブだった、私と兄さんの前でも。

お父さんが亡くなってから母子家庭……
お母さんも2人の子供がいて大変そう。
アルバイトしたいけど、病院の方から止められていて出来ない。
だから、兄さんがアルバイトをいくつもののアルバイトをしている。
いわゆる掛け持ちだ______ 。