「彼氏・・だろ・・・??」

「霧…に…かん……けい…あるの………??」

声が震えて上手く喋れない。
とくに、最後らへんほぼ声出てない…。

何故、こんな事するの・・・??
何故、霧はこんなに琉樹の事を聞いてくるの??
何故。。

キスをしたのッッ!!

「関係ある。」
「どうし・・・て??」

「お前が、昔から好きだった・・・
でも、父親のせいで引っ越しするはめになった。
父親に束縛されるのは嫌で、一人暮らしするようになってスグに、高校生になった羽湖を見つけた。
でも、お前の横には男が居た。。
俺とは全く違う男、それは『琉樹』と言う男。
イヤ。
羽湖の大切な存在の恋人_____。」


「霧。。」

「俺は、誰よりも羽湖が好きだった。
だけど、羽湖は俺を男として好きだったんじゃない……。
友達として好きだったんだろ??」

「う・・ん。
ゴメン、霧を男の子としては見れないよ。。」

「知ってる。
でも、俺を惚れさせる!!?」

そう言って、霧は私のおでこにキスを落とした___。