「なんで。
そんな……寂しそうな顔……する…の??」
「………。
俺、本当は母さんと父さんの子供じゃないんだ……。
小さい時に、両親死んだんだってさ。
それで、親父の弟さん楓と琉衣の父さんに引き取ってもらったらしいんだ……。
だから、ホントは義理の両親と、義理の兄弟なんだ。。
でも、今では本当の親子って感じだけどな……??(笑)」
「うん。。」
私、全然気付かなかったな……。
琉樹にとっては、楓のお母さんは叔母さんになるのかな…?
義理母さん………だ…よね…??
「俺、小3から小6ぐらいまでずっと1人だったんだ。
信用できんのも、俺の深友ぐらいでさ…」
「でも、今は私がいるからね_______ 。」
例え、5~6年後私が死んじゃっても、私の心はずーっと琉樹の側にちゃんと居るよ。
必ずね……。