ずっと琉衣の顔を見て可愛いと思っていたら、琉衣が私の視線に気付いたのか私に近寄ってきた。

「どーしたの??
ジッと僕の事見ちゃって?」

「えっ、イヤ。
ごめん……??」

「見とれちゃってたの(笑)」
グイ。

私の唇に柔らかい物が触れた。
えっ??

「ちょーーーーーー!!!!?
何やってんだよ?!
琉衣ぃぃぃ!!!」

その言葉に琉衣の唇と私の唇が離れた。

スゴく、突然の事だったから抵抗が出来なかった……。

「羽湖姉が悪いんだし。」

えーー?!!
何故、私が悪くなってんのよぉー(汗)

「……///」

一人静かにしている、楓。
顔が、赤い。

「楓……??」

楓に近づいて、うつむいてる楓を覗き込む。

相変わらず、琉樹と琉衣は言い争ってる。

「琉衣ズリィーよ…な……」

は??
声小さくて聞こえなかったんですけど…?

「何て言ったの……ッッ!!?」

なんなのよぉぉぉ!!
今日キスされてばっかりなんですけどぉ!!

「ちょ……かえ……で…?!」

「黙って。。。」

そう言い、カーテンを被せ言い争ってる二人に見られないようにまた、キスをしてきた。

「ンッ!!」

突然、楓の舌が入って来た。
あり得ないコイツっ!!?

「やぁ……。」

自分でもあり得ないほど、甘ったるい声が出た。

「そんな甘い声で琉樹にもなくんだ……??」

「ハァ……ハ…。
楓には関係な……い。」

酸素が足りない。
最悪だ……

「へぇー。
強気になっちゃってww
かわい……。」

「////
最低……。」

涙が溢れ出て来た。

「琉樹から奪ってやる。」

「は……??「羽湖~そんな所で何してんだ………?」

「る………き…。」