「おう!!おはよう」

いつもなら、まだベッドでぐっすり寝てるはずの昴が
起きてる??
「今日は、早いね??自分で起きたの??」

「なわけないだろ??亜美が電話で起こしてくれたんだ。モーニングコールってやつだな」
と、ちょっとニヤニヤしながらも言う。

しかも、昨日は亜美ちゃんだったのに呼び捨てになってる。

「お前は、まだ寝ててもいいぞ?これからは亜美が俺を起こしてくれるしお弁当も作ってくれるし。よかったじゃん??お前ゆっくりできて」

「そうだね、も、もうひと眠りしようかな??」

「そうしろそうしろ、じゃぁ俺行くわ??」

「まだ、早くない??それにご飯は??」

「パンくわえて行く、亜美がさぁサッカー部のマネやろうかなって言うからなら一緒に朝行くかって話しを昨日電話で話してさ」
何もかもが、昨日のたった一日でとられてしまった。