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「ゴホッゴホッ」


「おい、大丈夫かよ…」


俺の目の前には、発作が起きてしまった女の子。


苦しそうだ…。


今までにも、何回かなったことがあるが、ここまでではなかった。


「大…丈、ハァ…ハァ。大丈夫だよ」


大丈夫じゃねーだろ。


なに強がってんだよ…。


「……明日行くのか？」


「うん…」


そんなに友達のこと…


「……無理すんなよ。よし、今日はもう寝ろ」


「うん…。ありがと、おや、す…み…」


俺は、こいつが安心して寝るのを見て、自分の家へと帰った。


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