そして、今は帰り。

「今日の夜ご飯何かな…。」

「・・・」

「あっれ~、こんなとこで何してんの?」

ん?

「誰ですか?あんたたち。」

「あんたたちだって。まあいいや、一緒に行こうよ。」

「どこにですか?」

「決まってんじゃん。倉庫だよ。」

「いやです!話してください。」

「つべこべいうなよ。」

女の子が男の力に勝てるわけない。

もう、あたし連れて行かれてる…。

これであたしの人生おわりだぁ。

「…ちょっとまてよ。」

「あ、なんだよ、おまえ。」

「そいつをはなせ。今離したらこれで、おわりにしてやる。」

「は、俺らもなめられたもんだな。やっちまえ!」

「おらっっ、いさぎよく引いたらみのがすよ。」

「・・・。」

え?

なせあたしは、ひっぱられてる?

「おまえ、なにしてるんだよ。」

「その女をどこに連れてくんだよ。おまえらアイツらを追え!」

「あ、あぁ。おまえ待てよ!うわっ!」

「何するんだよ!」

「お、おまえは・・・。」

誰?