「さっき君を助けられたのは、何でだ? 俺が新手のチャラ男だとか、闇の占い師だからだと思うか?」 「前者は捨てがたいけれどっ」 「何度も言わせるな」 「でも、未来が見えるなんて」 「信じろ」 私はゆっくり息を飲んだ。 「信じ…る …いや…正確には…信じ…たい」