翔『俺さ、誤解ってわかって会いに行ってさ、美紗子の顔見た瞬間にやり直せないかなって思ったんだ。』

翔が美紗子を腕枕してタバコを吸いながら言った。

ここは翔の家。

翔も一人暮らしだ。

あれから2人は美紗子の車に濡れたままだが乗って翔の家に来た。

そして抱き合った。

数ヶ月ぶりに1つになった。

美紗子は自分で

”いい加減すぎる・・この前まで毅くんで揺れてたのに。でももう翔だけ居てくれたらいいよ・・”

そう思っていた。

誰が何と言おうと今の美紗子は止まれなかった。

不安だった気持ち、孤独な気持ち。

色々とあった。

それを今、満たしてくれるのは翔しかいない。

すがりつきたくなるのは当たり前だ。

美『わたしもじゃあって言われたとき引き止めたかったけど出来なかった。だから走って車に行ったの。』

そう言う美紗子に翔はまたキスをした。

そしてタバコを消し、また抱き合った。